さて、前回の続きです。
2.膝が痛くても正座ができる場合の原因は?
正座ができるということは、膝関節自体に大きな問題はないと前回書きましたよね。ということは、膝関節自体が悪いというより膝関節に結果として痛みが出ているということです。
はぁ!?
膝が痛い = 膝が悪い ではなくて、膝の痛みの原因が別にあるということです。
このタイプの膝の痛みの方は、ほとんどが立ち上がりや階段昇降など片脚に荷重がかかっているときに痛みが再現します。なので、仰向けで膝の検査をしたときにほとんど膝の痛みの再現はしない事が多いです。(だって、正座ができるわけですからね)
立った状態で、膝を曲げた時に内側か外側に痛みが再現します。よくわからないときは片脚立ちで膝を曲げれば痛みの再現と捻れ具合がはっきりします。
とくに、膝が痛くて、正座もできて、レントゲン検査でも異常が見当たらないのがこのタイプです。
痛い場所と痛みを引き起こしている場所がちがうので、いくら膝を揉んでも、シップしても変化しないのは当たり前ですから
ここまでで、自分の状態がわかってもその処置は足関節や股関節、腰など複雑多岐にわたりますのでこのような状態の時は、早めの受診をお願いいたします。
この状態をほおっておくと、次の3パタ-ン目に進んでしまいます。
では、次回にこうご期待 !!