この間まで、大雨で大変でしたが今は猛暑となっております。
皆様方には、熱中症など対策を怠りませんようにお願いいたします m(__)m
さて、腰の痛みで最も注意をしなければいけないものは病気が背景にある腰の痛みです。
当院でも、実際に持病の影響で症状が出ている方や(申告していただければありがたいですが…)自覚症状のないもの(腰とは関係ない)と思われている方などで、年間少数ですがいられます。
病気系で多いものは
1.他臓器病変の場合 … 内臓の病気により腰に痛みの出ているもの (腎臓・膀胱・子宮など)
2.腰部脊柱の病気の場合
2-a. 重篤な病態の場合 … 感染・非感染性炎症、腫瘍(転移、原発)、骨折、馬尾神経障害
2-b. 神経根障害 … 高度・進行性の麻痺
2-c. 非特異性腰痛 … 腰部脊柱に起因する腰痛で神経根症状を合併していないものや
ケガなどではなく、慢性的な腰痛もしくは原因不明な腰痛
以下のようなものが腰の痛みと一緒に出ているときは、内科の受診をお勧めいたします。
・発熱 … 病気で急性炎症(膀胱炎・腎炎等)の場合は、微熱から高熱が出ます。
・安静痛 … じっとしていても痛みます
・発赤 … 炎症部分が真っ赤になって熱を持っています(痛風、蜂か織炎、細菌感染症等)
・疝痛 … じっとしていて、突然差し込むような激しい痛み(尿管結石)
腰だけの痛みだけでなく、現在の体調も一言教えていただけると助かります。
痛みは、悪いものではなく身体が何とかしてほしいと発するサインですので^^
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